タイムレコーダーで三交替制を把握する

タイムレコーダーをパソコンに接続できるタイプは、タイムカードの記録情報を通信させられるので、タイムカード管理責任者がタイムカードそのものではなくパソコン画面上でタイムカードの記録情報を見ることが可能になるのです。


しかもパソコン画面上では、一ヶ月単位や一週間単位でのデータの読み込みも可能ですし、期間を区切れば最大で一年間単位でも統計を算出する事が可能な場合も多いのです。パソコン画面上でタイムカードの記録情報を見ることができるということは、シフト勤務体制での必要以上の勤務重複を峻別する事も容易です。シフト勤務では、ある程度の責任者や管理者の立場にあるスタッフ以外は、シフト時間帯内に重複させないように配分する事で、人件費コストの節約に繋がるわけですから、店長や売場主任の立場ではないスタッフは、シフト表では時間を重複させずに引継ぎ可能なようにシフトを組んだ方が人件費過多を抑制できると言えます。シフトを組むときには、例えば一つの業務に対して、常に一人のスタッフで対応できるようにしておき、三交替制であれば、一つの業務に対して複数のスタッフが居合わせないようにシフトを組むようにするわけです。一つの業務に一人のスタッフ、という方針を一貫させておく事で、経費としての人件費は必要最小限に抑えられます。それでも業務が多忙でスタッフが残業しなければならないとしたならば、それは人数確保の問題であり、その時間帯におけるスタッフ人数確保の見直しが迫られるものなのだと理解すると良いでしょう。タイムカードには、どの時間帯に、どれだけのスタッフ人数が準備されていたのかが記録されているわけです。個人のタイムカードには、そのスタッフの出勤時刻と退勤時刻しか記録されていないわけです。


しかしパソコンに接続して、スタッフ全員の出勤時刻と退勤時刻を集計表示させる事で、シフトの無駄を客観的に把握できるようになるのです。タイムカードは、売り上げにも影響する情報が記録されているのだ、と言っても過言ではありません。一ヶ月の売り上げ記録を集計するように、シフト勤務の時間帯やスタッフ人数も記録の集計をするのが良いと言えます。タイムカードを廃止している会社も少なくありませんが、小売店のように商品販売業務を営業の主軸に展開している会社では、三交替制でスタッフが勤務する事が多いわけですから、時には売り場に店長や売場主任が不在の時間帯も発生します。タイムカードは、責任者不在であっても、スタッフ管理をすることが可能なアイテムとも言えます。